おかげさまです。

断酒生活、おかげさまの気持ちを大事に生きています。

愚痴は心にも身体にもよくないもの

2016.11.1 断酒139日目

 主人が鬱病になり、彼は仕事に行けなくなった。

1歳の子供を育てながらの生活は瞬く間に困窮した。

私が働きに出る事で細々と家計を支えた。

生きてほしい。

言葉は慎重に。心を傾けた。辛抱強く。信じた。

可愛い息子の成長の記録も1歳半で止まったまま。

気づけば3歳半になってた。

体も重く、思考も鈍く、いつも苛立っていたように思う。 

その時の記憶はあまりない。

息子の記録もあまりない。

やっぱり、私には生きる楽しみもなく、苦しみとお酒だけ。

生まれた星の下が悪かった。

そう思うことと、お酒を飲むことが私の唯一の慰めだった。

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2018.10.24 断酒861日目

読み返すと昔の自分の思考の狭さに驚きます。なんて、暗いのかしら!

当時(主人が鬱の頃)はそれなりに前向きに気丈にやっていると思っていたのでしょうが、まぁなんと自己憐憫に陶酔していたのだろうと読み返して驚くばかりです。

でも、主人が鬱になってくれたおかげで自分の言動や態度を見直すきっかけにもなり、

この頃からママ友や職場の愚痴を家庭では言わなくなりました。

時間は誰しも平等に与えられた大切なもの。全く関係のない人に愚痴を聞いてもらうことで、言っている本人はスッキリしても、聞いている人は自分の時間を奪われているし、気分だってよくありません。

主人が鬱になって、ママ友の愚痴をきくのはもう耐えられないと言ってくれたことで、私は愚痴を言うことに対して聴く側にもまたいう本人にも何のメリットもないことだと認識できました。

その分職場の同僚とは同じ環境なので思う存分愚痴大会で発散していましたが、お酒が進み結局身体にもよくない飲み方でした。

ストレスを感じたらどうしたらいいのでしょうね。

ちょっとあたらめてストレスとの向き合い方の記事を書いてみることにしましょうね。

そして、断酒139日目の写真記録ではAAでもらったメダルが。

意を決して近所のAAに参加したのですが、なんとも居心地が悪くで、一度きりで終わってしまいました。

これもまた後日書きますね。読んでいる人がほぼ0人ですが。

書いていてとても楽しいので続けていきます。

 

今日の山びこ 断酒寸言集「山びこ」より

「酒害を治せる人は、それは酒害者本人だけである 」
感冒ヴィルスにおかされて発病する。
結核も、盲腸も、その他の病気もいろいろな菌の作用でかかる病気である。
その病原菌を殺すか、患部を切除することによって病気は全快する。
医師が症状を判断し、薬を処方し、メスを振ってその原因を除去してくれさえすれば、
患者の生命力は肉体を元どおりにしてしまう。
しかし、酒害だけはこうはいかない。
酒害の病原はアルコールである。
このアルコールを身体から除去したり、アルコールによって侵された肉体を治すことは医師としても容易なことである。
だが、再びアルコールを口にしない人間に改造することは誰にもできないのである。
それをできるのは唯一人、それは酒害者その人なのである。
酒害から抜け出そうと決意する酒害者だけがこの難事業を達成できる幸運をつかめる唯一人の人なのである。