お酒を手放すことで
2016.10.19 断酒126日目
ここ最近は書く時間が取れないほど、毎日が目まぐるしく、朝晩を過ごしています。
断酒を始めて暫くしてからずっと思っていたことがありました。
それは、何かを手放さなければ何かを得ることはできない。という思い。
手からこぼれおちてしまいそうなほどの、経験や思いや願いがあって。
そして、30代に入り、今やっと心のバランスがとれるようになってきました。
それをしっかりと感じられるようになったのは、お酒を止めてからです。
今、生活のバランスが少しずつ整っていくなかで、諦めた夢が叶うような気がしています。
お酒を手放したのだから、私の手には何か別のものを掴めるチャンスができたはず?!
毎日の暮らしの中で焦らずに、そのチャンスを掴むために、進んでいこうと思います。
今日も飲まない一日過ごせました。きっとチャンスに近づいているはず^^
では、また。
記録:ノンアルビール2缶(私はノンアルビールの味大好き❤です^^)
2018.10.17 断酒854日
上の記事は断酒開始から4ヶ月が過ぎた頃です。この頃は実はなかなかしんどい時期でした。
飲みたいというより、集中力が散漫で、仕事の進捗が遅かったり段取りが悪かったり。それに対しての気持ちの落ち込みが大きかったです。
先日あったオフ会で教わったのですが、断酒開始してから3ヶ月を過ぎると、集中力がない、やたらと眠くなる、逆に眠れなくなる、イライラする、記憶力が悪いなどの症状が、次々に派生的にやってくるのだそうです。
よく飲まずに頑張ったと改めて自分を褒めたいです。
仕事においてはかなり深刻なミスもしていました。それでもリカバリーできたのは、お酒を飲まずにシラフでいたからだと思います。
断酒も2年が過ぎて、いまだにいろんな壁にぶつかっていますが、
お酒がなくても、乗り切ることができるようになりました。
悩みはだいたいは時間が解決してくれることの方が多いです。
それからお酒を手放したら断酒仲間ができました。
先日も2日連続で断酒女子会と断酒オフ会してきましたよ。
お酒の話は出なくて、近況報告であっという間に時間が過ぎてしまったけれど、なんだか心から安心できる関係が本当に嬉しいです。
私はブログから仲間と繋がることができました。
幸い、私が個人でやりとりしている人達は人格者で心から尊敬できる断酒の先輩たちです。
心から出会いに感謝です。
手放すことで仲間ができました(^^)
今日の山びこ 断酒寸言集「山びこ」より
「断酒することは自らの運命を開拓することである」
人間の運命は定まっているのであろうか。
昔から、運命論とか宿命論とかいって、それぞれの人の将来は何らかの力の支配下にあって、人間の努力ではどうにもならないものだとする考え方を説いていた人々はいた。
確かに血のにじむような努力を重ねても思うようにならず、「定めとあきらめて」心の安定を得る方法はない訳ではない。
しかし、これは私たち断酒を志すものの拠るべき理論ではなさそうだ。
そもそも「あきらめる」ということは努力を放棄することなのだから、私たちにとって「あきらめる」ということは「死」を意味することなのである。
酒の魔力に負けて、何度も失敗してきた私たちではあるが、深い自己反省から得た結論は、「まだ決意と努力が足りなかったのだ、もう一度やり直してみよう」ということではなかったか。
何度も、何度も生涯断酒に挑戦する不屈の心が見事人格の変革を成し遂げ、いつしか周りの人々の好感を呼んで、今までより数段も明るく楽しい人生を送れるようになった断酒家が多数いることを知るべきである。