再飲酒への思い
2016.10.2 断酒109日目。
いつもお世話になっている断酒SNSで、ここ最近は再飲酒の報告が続いています。
なんとなくですが、飲んでしまう人の共通点は、深層心理にあった「飲まなくなった自分は、本当に依存者なのかを再確認するための飲酒」のように感じました。
そして、「やっぱり飲むべきじゃなかった」と語られる言葉は、重みあるメッセージだと感じました。
コメントの中に、「再飲酒も含めて断酒。」とあり、暫く考えていました。
そうか、そう捉えるのも一理あるのかなと。
いつでもまたスタートは切れる。だから恐れないで前へ進もう。
立ち止まってしまうこと(断酒をやめてしまうこと)のほうが、命を蝕み続けてしまうのだから。
私は、本当はもっと気楽にやっていきたいと思う自分もいました。
始めた当初は、禁酒と言っていましたし。
でも、そんな気持ちで続けていたら飲む日は確実に来てしまうと、もう気づいている自分がいます。
張り詰め過ぎても行けないし、緩め過ぎても行けない。
なんて難しいんだろ。
飲んでしまったら、きっとまた家族を傷つけてしまう。
飲んだ後の自分の行動言動の無責任さの数々が浮かんでは消え、暫くまた落ち込んでいました。
飲んで迷惑かけない飲酒が約束できない以上、やっぱりもう飲めないんだという諦念。
お酒に飲まれないためには、飲まない選択しか自分にはないことの憂い。
今日はその再確認の日となりました。
今日はここまで。
記録:ノンアルビール1缶・ライチジュースソーダ割り1杯
2018.10.14の私 断酒851日
再飲酒(スリップ)。飲んだらまた元の木阿弥。
絶対に飲まないぞ!と固く誓っても、飲んでしまうことはあります。
私は断酒をスタートしてから一度もスリップはしていませんが、
スリップしても如何に早く切り替えて断酒を再開するかが大切です。
この2年で何人ものスリップを見てきましたが、誰一人として飲んでよかった、
普通飲酒できたという人はまだ出会っていません。
スリップも含めて断酒、今は確かにそう思います。
断酒を続けていくことを諦めないでください。
お酒とはサヨナラする以外、道はないと考えます。
お酒がなくても人生はとても豊かで奥が深く、面白いものであることに気づけるときがきます。
断酒を通してその気づきを一人一人が発信していけば、
断酒はいいものだ、という認知を広めていけると思います。
2年経って改めて思います。
断酒は前向きな選択に違いありません。
今日の山びこ 断酒寸言集「山びこ」より
「誘惑に負けるのは心のどこかでそれを求めているからである」
真の誘惑は、実はあなたの心の中にあるのです。