論語にはまる。
2018.12.5 断酒903日
失敗は偉大なる師であるとは事実で、
痛い経験があって、初めて学びになる。
その学びをもって尊い言葉の意味が分かるようになったり、その通りだなと納得できるようになったりするのだなと感じました。
ここ最近の経験は私にどんな学びになるのだろう。
そう自分に問うた時、論語が目に留まり、読めば読むほど納得できることばかりが記されておりました。
自分に必要なのは『仁』だったのだなぁと。。
孔子が言う『仁』とは人と人との間にかよう親愛の情、心からの思いやりを意味し、人間が歩むべき「人の道」のことだそうです。思いやりの心を持ち、人と誠実に関り、慎みを忘れない生き方を仁としたそうです。
これからの人生において大切にしていきたいです。
以下は、私が好きな論語の一部です。書き足りないですが載せておきますね。
〇子(し)曰(のたま)わく、巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すくな)し仁(じん)。
先生が言われた。「口ばかりうまく外見を飾る者には、ほとんど『仁』はないものだ。」
〇子曰わく、人の己れを知らざること患(うれ)えず、人を知らざることを患う。
先生が言われた。「自分をわかってもらえないと嘆くより、人を理解していないことをきにかけなさい」
〇子曰わく、君子は争う所なし。
先生が言われた。「君子(優れた人)と言われる人格者は、人と争うことはない」
〇子曰わく、賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。
先生が言われた。「賢明な人を見れば同じようになろうと思い、賢明でない人を見れば、自分もそうではなかろうかと省みることだ」
〇子曰わく、「徳は孤ならず。必ず隣あり。」
先生が言われた。「徳のある人は孤立しない。必ず仲間ができる」
〇子曰わく、「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。」
先生が言われた。「君子は人と和らぎ協調するが、やたらとつるんだりしない。反対に、小人はよくつるむが、協調性はない」
〇子曰わく、「衆、これを悪(にく)むは、必ずこれを察し、衆、これを好むも、必ずこれを察す。」
先生が言われた。「世の多くの人が悪く言うときも必ず自分で調べ考える、また、世の多くの人が良く言うときも必ず自分で調べ考える」
そして先日西郷どんで言っていたセリフと同じようなものも見つけたので載せておきます。
〇子曰わく、「過ちて改めざる、是を過ちという。」
先生が言われた。「過ちをしても改めない、これを本当の過ちという。」
孔子、とても深いです。
これからも折々に読んで人生の教科書にしていきたいと思います。