言葉の力
2018.2.15 断酒2年8か月0日
今日で断酒2年8か月。
正直、もう10年ぐらい飲んでいない感覚なのですが、
まだこんなものなのですね。
あと4か月で断酒満3年になります。
逆に母が亡くなって3年になると思うと、
葬儀がつい昨日のことのようにも感じられます。
人というのは、心のありようで時間の感じ方がこうも違うのか、と驚きます。
この2年8か月、自分自身の変化と言えば、
絶えず忙しく目まぐるしいものでした。
世間で騒がれている、お酒による事件や事故は、
飲んでいれば自分にも起こりえたことに違いなく、
年齢に見合った自分の成長はなかったことでしょう。
失敗は、
「年齢と共に自分を深く味わいある人間として、
成長させていただける大切な機会である」
と受け止めることができるのも、お酒のない生活だからこそです。
失敗=恥
と思っているうちは、私に成長はありませんでした。
「どんな出来事も生きる糧になり、奥行きのある人生になる。」
と意味づけができるようになれば、「失敗は糧になる」のです。
糧になったと感じられたとき、それは失敗ではなく「経験となる」のです。
そう捉えられれば、結局のところ、失敗は経験に過ぎないと気づくことができます。
経験が豊かな人というのは、実に謙虚で奥行きがあり、
広い視点をもって物事をみることができます。
また失敗は痛みを伴うからこそ、この痛みを回避すべく次に生かそうと思えるのです。
その痛みもまた大切な経験なのです。
さて、今回の記事に移ります。
自戒を込めて。
どんなに権威がある人であっても、
またどんなに慕われていても、
支持されていても、
「配慮の欠いた言葉」というのは人を傷つけます。
桜田五輪相の、ガッカリした、発言から、
配慮のない言葉、思いやりに欠ける言葉というのは、
人を傷つけ、また不快にさせることを改めて学ばせていただきました。
言葉というのは、不思議と心の内がこもるものです。
例え傷つける意図がないとしても、
言葉の力は侮れないものです。
使う言葉ひとつ
心が現れるものだと
つくづく思います。
自戒を込めて、
配慮を欠いた言葉には
気を付けて過ごしていきたいです。
自分の気持を先行させすぎず、
いつでも相手を慮る心を持ち合わせられる人になれるよう
日々を過ごしていきたいと思います。
それでは。