断酒後の変化 ライフステージの変化「人間として生まれたよろこび」
2016.12.1 断酒169日目
断酒後の変化を記録してなかったと気付いて。
飲酒欲求は100日超えたあたりから落ち着いてきて、3ヶ月超えてからは殆どなくなりました。
体型は、あまり…かわらずです。一応、3キロ落ちました。
内面、心、これが一番変わりました。
落ち込むこともあるけれど、最後はなんやかんやで笑えています。
人付き合いも変わりました。
前向きな人、我が道を行く人とのつながりが増えました。
生活は、音楽をよく聴くようになりました。
本もゆっくりと読み進めています。
アクセサリーもよく買うように。ファッションもそれなりに楽しんでいます。
ライフステージが変わっていくのを実感する日々。
時は有限。命はいつか尽きるもの。
今日も飲まない一日を重ねて、明日に繋げます。
2018年11月5日 断酒873日目
断酒が楽なものだとは未だに思いません。
一生涯治ることはなく、飲み始めればすぐにアルコール依存症に逆戻り。
その事実をいつも心にとどめておく意識が必要です。
お酒を飲んでいたころに戻りたいとは全く思いません。
時間とお金の使い方が今と全く異なります。
身だしなみも小汚かったし、人付き合いも適当でした。
全てが中途半端でした。
お酒がわたしに貢献してくれたことは成長を阻むことだけでした。
断酒をして生き方そのもを見直す機会が訪れました。
断酒満3年を迎えるころにはまた大きく人生が変化しそうです。
変化を恐れない心を今は存分に味わおうと思います。
今日の山びこ 断酒寸言集「山びこ」より
「断酒の第一歩は酒害の自覚、次に必要なことは断酒生活の利得への目覚め」
断酒の第一歩は、酒害を自覚することであります。
酒害の自覚とは、現に今自分が置かれている好ましくない状況のすべてが飲酒によってもたらされたものであり、
弁解の余地はないものだと認識した上で、飲酒をつづけていれば失うもの、
飲酒を止めれば失わないですむものへの判断が働くことであります。
このような自覚がなされつつも、なおかつ判断のできない人がいます。
その人の自覚が不十分だといってしまえば簡単ですが、
私は自覚の次に来るものへの賢い判断が欠けているのだと考えるのです。
すなわち、酒害に対する自覚だけでは不十分なのであって、
さらに断酒生活で得られるメリット(利得)に対する目覚めが不可欠なのだと考える訳です。
『断酒生活によってもたらされるメリットは飲酒欲求の昇華、らしさの回復、
生き甲斐の発見、社会参加など、数え切れません。
それは断酒家個々人がしみじみとした実感を持って体験するもの、
それは「人間として生まれたよろこび」に通ずるものでありましょう。